3.3津波などの災害が自宅に見舞われたら、紛失する可能性がある
津波や火事などの災害が起これば、遺骨が波にさらわれたり、火事で燃えたりして、遺骨がなくなるかもしれません。お墓があってそちらにも納めていれば、もしもなくなってしまったとしても、遺骨が残っているので、問題がないかもしれませんが、全骨であれば他に納めていないので、全てがなくなってしまいます。全骨にするときは災害などが起こって亡くなってしまう可能性も考えたうえで、手元供養にするかどうかを決めた方がいいと思います。
3.4管理ができなくなったら供養品をどうするのかを考えておく必要がある
手元供養で遺骨を管理していた人が亡くなってしまって、他に管理する人がいなくなったときはどうするかなども考えておかなければなりません。管理していた人が亡くなったときは、亡くなった方と一緒に棺に入れて供養する、もしくは管理していた方の親族が管理するといった選択肢があります。手元供養を選ぶときは、自身が管理できなくなったときのことを考えて、決めておく必要があります。
4まとめ
手元供養のメリット・デメリットをお伝えしてきました。メリットもデメリットもありますが、故人を1番近くに感じられる供養方法です。どうしても誰かが亡くなったという事実は受け入れ難いと思います。ご自身の納得がいく供養方法を選んでみてください。