2.手元供養のメリット6つ ~その2~

2.2手元供養にすればお墓の管理をしなくてもいい

お墓が寺院や霊園にあれば、故人の墓石の掃除、お墓周りの草むしりなどの維持管理などを行わなければなりません。このお墓のお手入れは、故人の家族・親族が行うことが大抵ですが、お墓の近くに住んでいなければ、お墓に行くのが大変などの問題から維持管理するのが難しいことも。全骨を手元供養にすれば、家に置いて管理をすることができるので、煩わしいお墓の管理の必要はなくなります。

2.3手元供養にすればコストを抑えられる

遺骨をお墓に入れて管理しようとすれば、墓石の石材代や施工費、お墓を建てた土地を永代に渡って使用する権利のために払う永代使用料、年間管理費などが必要になってきます。この永代使用料は土地や物価が安い地方では、20万円程度から使用できる地域もありますが、都内の霊園だったら費用が高額になることが多いです。一般的には100万円以上が相場だと言われていますが、人気がある霊園は永代使用料が1,000万円以上するところもあるようです。手元供養にすれば、これらの費用が一切かからなくなります。

2.4仏壇のようにスペースを取らない

仏壇を置くペースがなくて、この手元供養を選ばれる方が多いのですが、ミニサイズの骨壺など手元供養に使われる供養品は小さいものがほとんどなので、仏壇のように大きなスペースは必要ありません。保管するスペースがなくて困ると言うこともないのです。また、遺骨は湿度などが原因でカビが生えてしまうことがあります。お墓で遺骨を保管しているときに雨水が入り込んでしまったなどの理由から、遺骨が痛んでしまうこともあります。手元供養では、遺骨をガラスの中に密閉したり、樹脂の中に固めたりと、湿気に強い保管方法をするので、遺骨にカビが生えるなどの遺骨の状態を気にする必要はありません。

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