手元供養・家墓のデメリット

コラム

手元供養・家墓のデメリットは3つあります。

  • 他の人が気軽にお墓参りしにくい

お墓が霊園や寺院にあれば、故人の親族と仲が良くなくても気軽にお墓参りに行くことができますが、家墓なら家にあがらないといけませんから、遺骨を管理する故人と仲良くなければ、気軽にはお墓参りに行くことができません。ハードルが高くなってしまうので、たくさんの方に気軽にお墓参りに来てほしいのであれば、家墓はあまりおすすめできません。

  • 管理している人が亡くなったら、遺骨の処分に困る

家墓で遺骨を管理者がいなくなったら、その後、遺骨をどうするかが困ってしまいます。家墓にするのであれば、あらかじめ管理する人が管理できなくなったらどうするか・どこに遺骨を納めるのかなどを決めておくと、困ることはなくなると思います。死生観や考え方などは違うので、亡くなったあとも親族が管理することを押しつけるのは辞めた方がいいでしょう。トラブルにもなる可能性があるので、きちんと話し合って、どうするかを決めておくといいでしょう。

  • 親族の理解が必要になってくる

手元供養や家墓の需要が高まっていますが、まだまだお墓を霊園や寺院で建てるのが一般的です。故人に近い遺族が家墓にしたいと言っても、周りの親族から反対される可能性もあるでしょう。現代のこのようなスタイルは昔ながらのスタイルの人には、簡単に受け入れてもらえないこともあると思います。十分に話し合いを行い、理解してもらう必要があります。