3.手元供養のデメリット4つ

手元供養のデメリットは4つあります。

3.1家族・親族の理解を得るのが難しいこともある

手元供養の最大のデメリットは、家族や親族の理解を得られないこともあることです。遺骨は家族・親族の一同のものになります。手元に残すためには、家族・親族の賛同が必要です。

手元供養はまだまだ新しい供養のスタイルなので、なかなか年配の方には受け入れてもらえないなどのこともあります。昔から墓に入れないといけないなどの言い伝えがあるからだと思われますが、しかし、これは言い伝えのだけであって、根拠などもなく、仏教的に違法ではありません。事前に話し合って、しっかり理解してもらう必要があります。

3.2他の人がお墓参りをしにくい

全骨を手元供養にする場合、お墓がないので、故人と親しかった友人や遠方の親族などはお墓参りしにくくなります。故人の親族の家にお骨があると思うので、家まで行かなければお墓参り・故人に手を合わせることができなくなります。親しくない人の家に上がるのはなかなかハードルが高いので、お墓参りしにくいと感じる方もいるかもしれません。葬儀のときに手元供養が決まっていれば、お墓参りされそうな方には、「お気軽にお越しください」などの言葉がけがあると、お墓参りに来やすくなるかもしれません。

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