故人が旅立って月日が経つのに、遺骨をどうすれば良いか決められないまま、骨壺を自宅に置き続けているご家庭は、実は決して少なくありません。「納骨先をなかなか決められない」「お墓を建てる費用がとても用意できない」「できるだけ手元に置いておきたい」「一人で抱えて誰にも相談できない」——そんな複雑な想いを抱えている方に、ぜひ知っていただきたいのが「家墓(かぼ)」という新しい供養のかたちです。
家墓とは、ご自宅に置けるコンパクトなお墓のことです。最高級の御影石を熟練の職人が一つひとつ丁寧に削り出した本格的な墓石でありながら、幅16cm×奥行16cm×高さ18cmというB5ノートよりも小さなサイズに仕上がっています。重さも約8kg程度で女性でも無理なく扱うことができ、白・黒・ピンクの3色から生活空間に自然に馴染むデザインを選ぶことができます。リビングや寝室など、ご自宅のどんな場所にも違和感なく設置できるのが大きな特徴です。また、おひとりさま用からご夫婦・パートナーと一緒に入れるタイプ、さらにペットも一緒に安らかに眠れるタイプまで、ライフスタイルに合わせた様々なサイズが用意されています。
「家墓」が選ばれる大きな理由の一つに、費用面のわかりやすさがあります。一般的なお墓の建立には150〜300万円ほどの費用がかかりますが、家墓ならその負担を大幅に抑えながら本格的な供養を実現できます。継承者がいない方や、経済的な余裕がなかなか生まれない方にとっても、無理のない形で大切な人を弔うことができます。また、一般的なお墓のように定期的な掃除や草むしり、霊園への管理費の支払いなども不要です。忙しい毎日の中でも余計な負担を感じることなく、純粋に故人と向き合う静かな時間を大切にすることができます。
遺骨をご自宅に安置することは、法律上も問題ありません。「手元供養」として広く認知されており、骨壺のままお部屋に置くのとは異なり、家墓はまるで本物のお墓のように故人を丁寧に迎えることができます。出勤前のひとときや家事の合間にふと手を合わせられる——毎日の暮らしの中で故人をすぐそばに感じながら、静かに向き合う時間が持てることが、家墓ならではの最大の魅力です。遠方のお墓になかなか足を運べなかった方や、もっと身近に故人を感じたいとお考えの方にとっても、まさに理想的な供養のかたちと言えるでしょう。
将来的に墓じまいや永代供養、海洋散骨を考える際にも、専門スタッフによる一貫したサポートを受けられるサービスが整っています。また、お坊さんの手配やご遺骨の整理・処分まで、終活にまつわる幅広いご相談にも丁寧に対応しています。遺骨の行き先に悩んでいるなら、まずは「家墓」という選択肢を、ぜひ一度じっくりとご検討してみてください。きっと、あなたの心に寄り添う、新しい供養のかたちが見つかるはずです。